体調が悪い日に、ごはんを作るのはしんどい。
でも、食べないと回復できない。そのジレンマを、何度も経験してきました。
自分が調子悪くても家族のごはんは作らないといけないし、家族が体調を崩したときは、何を食べさせたらいいか迷う。
今日は、そんな「体調が悪い日のごはん」について書こうと思います。
消化によい食材を知っておくと、献立に迷わない
体調が悪いとき、特にお腹の調子が悪いときに気をつけたいのが「消化に負担をかけない」こと。
消化によい食材の目安はこんな感じです。
- 主食: お粥、雑炊、うどん(やわらかく煮たもの)
- 野菜: 大根、にんじん、かぼちゃ、じゃがいも(どれもしっかり火を通して)
- タンパク質: 卵(特に茶碗蒸し・半熟・溶き卵)、豆腐、白身魚
- 避けたいもの: 揚げ物、脂身の多い肉、生野菜、食物繊維が多すぎるもの
逆に、意外と負担が大きいのが「脂」です。
揚げ物はもちろん、炒め物も油を使うので、体調が悪いときはなるべく「蒸す・煮る・茹でる」調理法を選ぶと安心です。
わが家の体調不良の日のごはん
うどん(野菜・卵入り)
一番よく作るのがこれ。
大根やにんじんを薄切りにして、だし汁でやわらかく煮て、うどんを加えるだけ。
最後に溶き卵を流し入れると、ふんわりして食べやすくなります。
食欲がないときでも、するっと食べられることが多い。
雑炊
冷やご飯があれば10分でできます。
だし汁にご飯を入れて煮て、卵を加えてひと混ぜ。
味付けは薄めに。体調が悪いときは濃い味が負担になるので、いつもより少し控えめにするのがコツです。
茶碗蒸し
少し手間はかかりますが、卵・だし・豆腐だけで作れます。
蒸し器がなくてもフライパンで蒸せるし、消化がよくて栄養もとれる。
子どもも大人も食べやすいので、家族の誰かが体調を崩したときに重宝しています。
家族と同じメニューにしたいときは「鍋」がラク
「自分だけ別メニューを作る余裕がない」そんな日もあります。
そういうときは、鍋がおすすめ。
家族で同じ鍋を囲みながら、体調の悪い人はお肉を控えめにして、大根や豆腐、卵を多めに取ればいい。
〆に雑炊にすれば、消化にやさしいごはんのできあがりです。
保育園での離乳食が教えてくれたこと
保育園の調理師として働くなかで気づいたことがあります。
離乳食というのは、油を使わず、消化のよい食材だけで作るものです。
やわらかく煮た野菜、卵、豆腐、白身魚。固いものも避けます。
だから離乳食に近い食事は、お腹の調子が悪いときの大人にも向いています。
「そういえばこれ、離乳食みたいだな」と思ったら、それはきっと消化によいごはんです。
体調が悪い日こそ、シンプルでいい
体調が悪い日に無理をして「栄養バランスのとれた食事」を作ろうとしなくていいです。
うどんでいい。雑炊でいい。茶碗蒸しひとつでいい。
シンプルで、消化によくて、食べられるものを食べる。それだけで十分です。
回復のためのごはんは、豪華じゃなくていい。
そう思うと、少しラクになりませんか。


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