「またみそ汁か…」と思われていませんか?
毎日のみそ汁、気づけばいつも同じ具材になっていることってありますよね。豆腐とわかめ、大根と油揚げ……それ自体はおいしいのですが、少しマンネリに感じることも。
保育園の給食では、毎日違う具材のみそ汁を作っています。子どもたちはどんな具材でも汁物が大好きで、いつも喜んで食べてくれます。今日は給食で実際に作っている、マンネリしないみそ汁のアイデアをご紹介します。
基本は「季節の野菜+数種類の具材」
まず覚えておきたいのは、みそ汁の具は1種類じゃなくていい、ということです。
給食では季節の野菜をメインにしながら、にんじん・玉ねぎ・きのこ類・油揚げ・葉野菜・豆腐などを組み合わせています。
季節ごとのメイン野菜の目安
- 春:たけのこ、新玉ねぎ、菜の花
- 夏:なす、冬瓜、とうもろこし
- 秋:さつまいも、かぼちゃ、きのこ
- 冬:大根、白菜、ごぼう
季節の野菜をひとつ入れるだけで、その時期らしいみそ汁になります。旬のものは値段も手頃で味もよく、栄養も豊富です。
みそ汁を主役にした献立については、一汁一菜で十分。品数を減らしたら、ごはん作りがラクになったもあわせてどうぞ。
給食で人気のみそ汁アレンジ
① 飛鳥汁
奈良県の郷土料理で、みそ汁に牛乳を加えたものです。
白みそと牛乳の組み合わせで、まろやかでやさしい味になります。初めて食べる子でも「おいしい」と驚いてくれることが多い一品です。具材は鶏肉、大根、にんじん、ごぼうなどが合います。
いつものみそ汁に牛乳を少し加えるだけなので、意外と簡単に作れます。
② 豆乳入り豚汁
豚汁の仕上げに豆乳を加えるアレンジです。
豆乳を入れることでコクが増して、まろやかな口当たりになります。豚肉、大根、にんじん、こんにゃく、ごぼうなど、根菜類との相性が特によいです。体が温まるので、寒い季節にとくにおすすめです。
③ 切干大根のみそ汁
切干大根をそのまま具材としてみそ汁に入れます。
切干大根は水で戻さず、洗うだけでそのまま鍋に入れてOKです。煮ているうちに柔らかくなり、旨みも出てきます。食物繊維が豊富で、カルシウムや鉄分も含まれていて栄養価が高い食材です。
常温で長期保存できるので、冷蔵庫が空の日の強い味方になります。
④ だんご汁
小麦粉を練って作った団子を入れたみそ汁です。大分県の郷土料理でもあります。
小麦粉に水を少しずつ加えてこね、ちぎりながら鍋に入れるだけ。もちもちした食感が子どもたちに大人気です。具材は根菜類やきのこと合わせることが多いです。
少し手間はかかりますが、特別な日やお子さんと一緒に作るときにおすすめです。
子どもが給食を喜んで食べてくれる理由については、保育園の給食が完食される理由。家でもできる小さなコツにまとめています。
⑤ けんちんみそ汁
けんちん汁をみそ仕立てにしたものです。
ごぼう、にんじん、大根、こんにゃく、豆腐などをごま油で炒めてからだしで煮て、みそで味付けします。具だくさんで食べ応えがあり、これだけでお腹が満たされます。
炒めてから煮ることで野菜の甘みが引き出されて、普通のみそ汁とはひと味違うおいしさになります。
厚揚げや冬瓜もおすすめ
上の5つ以外にも、給食でよく使う具材があります。
厚揚げのみそ汁は、豆腐より食べ応えがあって食感も違います。油揚げより厚みがあるので、汁を吸ってじゅわっとおいしくなります。
冬瓜のみそ汁は夏が旬。とろっとした食感で、夏バテの日でも食べやすいやさしい味です。
みそ汁は毎日変えなくていい
いろいろなアレンジを紹介しましたが、毎日変える必要はありません。
いつもの豆腐とわかめのみそ汁も、立派なみそ汁です。「たまにはちょっと違うものを」と思ったときに、このアイデアを思い出してもらえれば十分です。
みそ汁はシンプルで、アレンジも自由で、作る側も食べる側も気楽でいられる料理です。ぜひ季節の具材と組み合わせて楽しんでみてください。
みそ汁と合わせるおかずのアイデアは、保育園の給食で人気のおかず。家でも作れる簡単レシピ3つもご覧ください。
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