家族が集まる日のごはんは、楽しみな反面、準備が大変です。
人数が増えれば量も増える。キッチンに立ちっぱなしで、自分だけ食べる時間がない、なんてことも。
わが家では子どもたちが近くに住んでいて、誕生日や節目のたびに顔を合わせます。集まる機会が多いぶん、段取りを工夫しながらやってきました。
今日は、大人数のごはんを少しでもラクにするための、わが家の考え方とメニュー選びのコツをお伝えします。何品も作ろうとせず、「仕組み」を作ることが大事だと気づいてから、ずいぶん気持ちがラクになりました。
「みんなで作るメニュー」を一品入れる
大人数のごはんで一番助かるのが、みんなが自分で作るスタイルのメニューです。
生春巻き:具材を並べておけば、各自が好きな組み合わせで巻く。見た目も華やかで、大人も子どもも楽しめます。
手巻き寿司:酢飯とネタを用意するだけ。あとは各自が好きに巻くので、苦手なものがある人でも安心です。
たこ焼き:テーブルにホットプレートを出せば、それだけで場が盛り上がります。みんなが夢中になってくれるので、その間にほかの準備ができるのもいい。
餃子・春巻き:包む工程をみんなでやっておけば、あとは焼くだけ・揚げるだけ。準備も楽しみのうちになります。
みんなで作るメニューがあると、自分一人がキッチンで頑張らなくていい。食卓がにぎやかになるし、子どもや孫も参加できます。子どもと一緒に料理する時間は、それ自体がいい思い出になりますよね。子どもと一緒にごはんを作ることのよさ、こちらの記事でも書いています。
事前に仕込める料理を軸にする
集まる前日や当日の朝に作っておける料理は、大人数ごはんの強い味方です。
煮物・ロールキャベツ:前日に作っておくと味がしみて、むしろ美味しくなります。当日温め直すだけでいいので、気持ちがラクです。
南蛮漬け・マリネ:漬け込んでおくだけなので手間が少なく、冷たいまま出せるのが夏に嬉しい。作りたてより時間を置いた方が美味しくなります。
冷めても美味しいもの、時間が経つほど味が深まるものを選ぶのが、段取りのコツです。当日はできるだけ調理工程を減らして、自分も席に座れる時間を確保する。それが大事です。
事前に仕込む習慣は日々のごはんにも役立ちます。ただ、毎週きっちり作り置きをしなくていいとも感じています。週末の作り置きをやめたらむしろラクになった話もあわせてどうぞ。
「誰かのリクエスト」に応えながら、無理しない
集まりのときには、誰かがリクエストしてくれることがあります。
「あれが食べたい」と言ってもらえるのは、作り手として嬉しいことです。
ただ、リクエストに全部応えようとすると、作る側がへとへとになる。
ひとつはリクエストに応える。あとは事前に作れるもの、みんなで作れるもので補う。
その組み合わせで、作る側も食べる側も楽しめる食卓になります。
品数を無理に増やさなくていい。主役の料理をひとつしっかり作れば、食卓はちゃんと豊かに見えます。調味料が揃っていると、少ない品数でも味に深みが出るので心強いですよ。我が家の台所に必ずある調味料についてはこちら。
大人数のごはんは「完璧」じゃなくていい
大人数が集まるとき、どうしても「ちゃんとしなければ」と思ってしまいます。
でも、食卓の主役は料理ではなく、集まった人たちです。
品数を揃えなくていい。豪華にしなくていい。
みんなが集まって、一緒に食べる。それだけで十分特別な時間です。
段取りを少し工夫するだけで、作る側も食卓を楽しめるようになります。完璧を目指すのをやめたとき、ごはん作りは一気にラクになりました。もし「料理がしんどい」と感じているなら、それはがんばりすぎているサインかもしれません。

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